【購入報告】ABCマート(2670)を100株買った3つの理由|配当利回り3%・セリアと迷った末の結論を初心者向けに解説

先日、私はABCマート(2670)を100株、単価2,590円で購入しました。

株価的には、下図のように大きき下落したタイミングです。

Screenshot

結論から書くと、購入の決め手は以下の3点です。

  • 配当利回り約3.1%
  • 業績は増収増益で好調
  • 株価下落の理由が「業績悪化」ではなかった

この記事を読むことで、僕がABCマートを買った理由がわかります。ぜひ参考にしてください。

※株価等のデータは2026年7月17日時点です。投資は自己責任でお願いします。本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。


目次

今回の購入内容(実際の約定記録)

Screenshot
項目内容
銘柄ABCマート(証券コード: 2670)
株数100株
約定単価2,590円
投資額259,000円
口座NISA(成長投資枠)

NISAについて簡単に復習すると、株の利益や配当にかかる税金(通常約20%)が非課税になる制度です。

配当目的の長期保有と相性が良いため、今回、NISA口座で購入しました。

出典:YAHOO!ファイナンス

正直に書くと、底値では買えていません。

今年の一月に安値として、2375円をつけましたが、僕は買うタイミングを

逃しています。

たすく

いまだに投資が難しいと思う瞬間だよ。。。

ABCマートはどんな会社?

靴の小売チェーン国内最大手です。「ABC-MART」を国内外に展開し、

2026年5月末時点の店舗数は国内外あわせて1,508店舗(国内1,115店舗)。

ナイキやアディダスなどの有名ブランドに加え、「HAWKINS」「VANS」など

自社企画ブランドの利益率の高さが強みです。

項目数値
セクター小売(靴専門店)
株価2,590円(筆者購入単価)
予想年間配当80円(2027年2月期)
配当利回り約3.1%(購入単価ベース)
権利確定月2月・8月(年2回)

権利確定月とは、この日に株主名簿に載っていると配当などがもらえる基準月のことです。

ABCマートは2月と8月の年2回、配当が受け取れます。

なお、ABCマートの株主優待は2021年2月の権利確定分をもって廃止されています

現在は配当を中心とした株主還元に一本化されているため、

優待目当てで買う銘柄ではない点は最初にお伝えしておきます。

買った理由①: 配当利回り約3.1%(NISAなら丸ごと受け取れる)

配当利回りとは、株価に対して年間いくら配当がもらえるかの割合です(年間配当金÷株価×100)。

  • 予想年間配当: 80円 × 100株 = 年間8,000円
  • 購入単価2,590円に対する利回り: 80円 ÷ 2,590円 = 約3.1%

東証プライム上場企業の平均利回りが2%前後であることを考えると、

3%超は「高配当」の入り口といえる水準です。

しかもNISA口座なので、8,000円がまるごと(税金を引かれずに)受け取れます。

NISA口座なら年間8,000円の配当を非課税でまるごと受け取れる(課税口座なら約6,375円)

さらに小売業に注目すると、平均利回りは1~1.5%がほとんどなので、

その利回りの高さもわかるかなと思います。

たすく

例えばイオンとかは、1%くらいだよね!

配当性向(利益のうち配当に回す割合)は約40%。無理して配当を出している水準ではなく、

業績が伸びれば増配の余地も残されています。

買った理由②: 業績が絶好調(直近決算も増収増益)

2026年7月8日に発表された2027年2月期・第1四半期決算(3〜5月)は、次の通りでした。

項目実績前年同期比
売上高1,054億円+8.0%
営業利益203億円+8.3%
直近決算は増収増益。売上高1,054億円(+8.0%)・営業利益203億円(+8.3%)、通期も成長見込み

インバウンド(訪日客)需要の増加や、地方ショッピングセンターへの出店拡大が寄与し、増収増益。

一時落ち込んでいた韓国事業も回復しています

通期(2027年2月期)の会社予想も売上高4,008億円(前年比+5.9%)、

営業利益656億円(+3.7%)と、成長が続く見込みです。

たすく

しっかり成長してるから、安心感があるよね!

買った理由③: 株価下落の理由が「業績悪化」ではない

ここが今回いちばんお伝えしたいポイントです。

好決算だったにもかかわらず、発表後のABCマート株は大幅に下落しました。

ニュースの見出しには「第1四半期営業利益は8.3%増も材料出尽くし感」とありました。

材料出尽くしとは、「良い決算が出ることをみんなが予想して先に買っていたため、

実際に発表されると売られる」という株式市場によくある現象です。

直近高値の2,886円から購入時点で約10%の下落となりました。

たすく

最近はこうゆう傾向が多いよね

材料出尽くしの流れ。期待で上昇→好決算発表→期待一巡で下落→業績好調のまま約10%安く購入

つまり今回の下落は、会社の稼ぐ力が落ちたからではなく、

期待が一巡したことによる調整です。

業績悪化による下落なら手を出しませんが、業績好調のままの調整局面は、

長期保有前提ならタイミングとしては悪くないと自分は判断しました。

セリアを売却してABCマートを選んだ理由

先日、セリアを売却しました。

Screenshot

元々セリアは円高対策として購入をしていました。

どちらも身近な小売株で、業績も安定している優良企業です。

最終的にABCマートに乗り換えた理由を比較表にまとめます。

比較項目ABCマート(2670)セリア(2782)
予想配当利回り約3.1%(購入単価ベース)約2.2%
株主優待なし(2021年廃止)なし
業績の勢い増収増益・インバウンド追い風安定的だが円安が仕入れコストの逆風
直近の株価好決算後の「材料出尽くし」で調整中円高による株価急騰

セリアが悪い銘柄という意味ではありません。

ただ、100均のビジネスは需要はあるけど、将来的に大きな成長性が

どうなのかな?と自分の中で疑問があり、ずっと保有は難しいかなと

思っていました。

それ以上にABCマートは、円高対策になりつつ、海外展開もできてる、

ホーキンスのような強いブランドがあるから将来が期待できると思い、

自分は乗り換えました。

いわゆる、優良な投資先が見つかったからですね。

正直に書く、今回の反省点とリスク

購入報告なので、良いことばかりでなく反省点も書いておきます。

  • 底値では買えていない: 直近安値は2,505円。私の買値2,590円はそこから約3%上です。「2,300円台まで待つ」選択肢もありましたが、待っている間に上がってしまうリスクを取らず、利回り3%を確保できる水準で購入を決めました
  • 材料出尽くし後の続落リスク: 調整がどこで止まるかは誰にもわかりません。続落したら狼狽売りせず、配当をもらいながら持ち続ける前提です
  • 消費環境の変化: インバウンド需要は為替や国際情勢に左右されます。追い風が止まれば業績の伸びも鈍る可能性があります

まとめ|「下がった理由」を確認してから買う

今回の購入判断を3行でまとめます。

  1. 配当利回り約3.1%・NISAで年間8,000円の配当を非課税で受け取れる
  2. 業績は増収増益で、下落の理由は「材料出尽くし」であって業績悪化ではない
  3. 同じ小売のセリアと比べ、将来性はABCマートに軍配

株価が下がっている銘柄を見たら、「なぜ下がっているのか」を一度ニュースで確認する——これだけで、初心者の方の銘柄選びは大きく変わります。業績好調のまま下がっているのか、業績が崩れて下がっているのか。同じ「下落」でも意味はまったく違います。

私と同じように「身近なお店の株」から高配当投資を始めてみたい方の、参考になればうれしいです。


参考資料・出典

  • 株式会社エービーシー・マート 2027年2月期 第1四半期決算短信(2026年7月8日)
  • 流通ニュース「ABCマート決算/3〜5月増収増益」
  • ダイヤモンドZAi Online「ABCマート、1Q営業利益8.3%増 203億円」
  • みんかぶ・Yahoo!ファイナンス(配当予想・利回りデータ)

※データは2026年7月17日時点。配当予想は会社発表に基づくものであり、変更される場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いします。

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